グランクレール立川 支配人
2003年(中途)入社
もともとサービス業に興味があったが、祖母の介護や介護保険法の制定など、自身の経験と世の中のニーズの高まりに合わせ、「介護職」に興味を持つようになる。ヘルパーの資格を取得し、自然な流れで介護の仕事と関わり、20年が経った。
2020年のグランクレール立川の開業に合わせ支配人となりました。前の職場が長かったこと、さらにコロナ禍もあって、「開業」と「支配人という立場」のダブルで知らないこと、経験のないことの連続。正直かなり不安でした。
でも、マイナスなことばかり考えていても仕方ないので、とにかく社内の人と話そう、何をどうしたらいいのか、聞いてみようと思いました。コロナでなかなか難しいこともありましたが、本社スタッフともできるだけコミュニケーションを取るようにしました。
そんななか感じたのは、会社は個人の将来性をとても考えてくれているということ。入社時の希望、その後の業務、これを繰り返していくなかでそれぞれの適性を見て、さまざまな対応をしてくれており、さらに働き方もいろいろセレクトできること。これまで会社として積み上げてきたものが、私たちの配置などにも生かされているのだと素直に思いました。また、忙しいなかで、私の相談に真摯に向き合ってくれたこと、ここで働く人の良さ、働きやすい職場だということを痛感しました。
現在は支配人という立場ですが、やはり「皆で同じ気持ちで向かっていく」という姿勢、そして考えてばかりいないで行動することの大切さも改めて感じました。
この業界で働き始めて20年。認知度、待遇などさまざまな面でだいぶ変わってきました。でも何より感じるのは、必要とされる仕事だということ。多くの方と面接でお話しするのですが、ご高齢者と接点のある方、ボランティア経験のある方が本当に増えたなと実感します。介護の現場のやりがいや楽しさもある意味、認知されてきたのでしょうか。
支配人という立場では、働いてくれるスタッフチームの中心に立ち、スタッフ全員で同じ目標を共有するための軌道修正をしていくことが大事だと思っています。
スタッフそれぞれが個々に考え、それを皆で共有、修正を繰り返す。介護の仕事はある程度スタンダードのようなものがありますが、それぞれの場所や特徴に合わせてカスタマイズ、オリジナル化していくことが大事。それには難しさも伴いますが、そんなとき大切にしているのは、こちらから一方的に答えを投げるのではなく、「まずは自分で考えてもらう」こと。
そしてそれを「共有する」こと。スタンダードからオリジナルの間にはたくさんの失敗があります。でも自分で考えて失敗することでその失敗が力になる。トライ&エラーを繰り返すことが自分を成長させてくれる道ですし、支配人の私もそれは同じです。これからも失敗を恐れず、初心を忘れず、みんなで同じ目標に向かっていこうと思っています。
入社
ライフニクス高井戸にて勤務
ライフニクス高井戸 副支配人
グランクレール立川
支配人