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様々な現場でコミュニケーションの重要性を学んだ学生時代でした。舞台劇場、飲食店、スーパーマーケットでアルバイトをし、サークルは、放送研究会に所属をしていました。舞台鑑賞が趣味で、学園祭でもステージの音響関係に携わっていました。ゼミは「言葉の力」をテーマしており、コミュニケーションや広告関連について学びました。いずれの経験も、コミュニケーションが重要な現在の仕事につながる、学びの場だったと思います。

これからの日本社会には、福祉の必要性がより高まると考え、福祉業界を調べたところ、東急イーライフデザインを知りました。有名な東急グループが、高齢者向け住宅や施設を運営していることに驚きを持ったのと同時に、高級感のある建物の内装を見て、「レベルの高い仕事が求められる環境なのかな」と感じました。もともとはエンターテイメント関係の仕事を志望していたため、福祉に挑戦できるか悩みもしましたが、採用担当者の方から「ゆっくり決めてください」とおっしゃってもらい、社員の方々とお話しをする機会も設けてもらいました。入社を決意したのは、社員の方々の親切で誠実な姿勢に感銘を受けたからです。就活は志望業界を狭めず、幅広い視野をもつことが大切だと、今は思えます。

食事の配膳や服薬・排泄・入浴介助など、ご入居者の生活サポートが、現在私の仕事です。ただ、介助に必要な技術や体力はまだ未熟で、どうしても時間はかかってしまいます。ときには「他のスタッフや、ご入居者にご負担をかけているのではないか」と悩む時期もありました。それでも、先輩方が私の介助の遅さに怒ったり、嫌な顔をするようなことはなく、常に優しく指導をしてくださいます。いつも笑顔に溢れている職場なので、自然と仕事の楽しさが不安な気持ちを上回っていきました。「技術は経験とともに身につくものであり、まずはご入居者の安全を常に考える」という意識が根付き、積極的な姿勢で仕事と向き合えています。

介助技術の向上が、まずは目の前の目標です。現在は口腔ケアをする際も、私は先輩社員の倍の時間がかかってしまいます。技術に至らなさに自信をなくし、業務ノートに反省の言葉を書くこともありましたが、先輩方は「安全第一で落ち着いて取り組めば大丈夫！」と勇気づけてくださいます。皆さんのフォローのおかげで、スピードは少しずつ向上してきていると思います。また、ご入居者に対する姿勢や心構えも、磨いていきたいです。ご入居者に素直な気持ちで接するほど、関係性は豊かになると分かってきました。常に笑顔でご対応すれば、ご入居者も自然と笑顔を返してくれます。東急イーライフデザインは、人に優しくなれる環境だとあらためて思います。